消費者金融・銀行・信販系の違いについて

財布の中にお金がない夫婦

カードローンと一言で言っても、貸し出し業者によってサービス内容がかなり異なります。
基本的に「お金を借りる」という行為には変わりありませんが、貸し出す業者によって借入限度額や総量規制の問題、審査スピード、金利、審査内容などなど内容がかなり違ってきます。

業種によってかなり異なるカードローン

お金がない…という時にカードローンは非常に役に立ちますが、借り入れする方のロケーションにフィットした貸し出し業者を選定しなければ、お得な借り入れは実現できません。
どうせお金を借り入れするのであれば、お得なサービスを受けた方が嬉しいですよね。
現代の世の中には数え切れない程の貸し出し業者が存在します。それぞれ一つ一つを紹介するわけにはいきませんが、大きくジャンル分けして紹介していきましょう。
消費者金融の契約書

現在では消費者金融も数多くあり、テレビや雑誌などで頻繁にコマーシャルをしている消費者金融も少なくありません。
どの消費者金融もさわやかで、気軽に借入できるイメージを持ちますが、種類や業者によってメリット、デメリットがあります。
消費者金融について知識を持ち、失敗しない選び方をしましょう。

消費者金融とは?

消費者金融とは、一般的に個人への金銭の貸付を行う貸金業者のことを言います。
無担保・保証人なしで個人の信用をもとに、小口の融資をする貸金業、またはその形態のことを指します。

消費者金融には種類がある

消費者金融と言われる業者には、大きく分けて3つの種類があります。

専用の消費者金融

貸金業者の中でも消費者金融を主な事業としている業者です。
銀行などのように、預金などの取り扱いをせず、小口融資に特化した業者です。
その中でも2000~2009年に株式上場を果たした専業消費者金融を専業大手と呼んでいましたが、近年では大手銀行のグループになる専業消費者金融業者が増え、専業の消費者金融は減ってきています。

銀行系消費者金融

銀行と大手消費者金融との合弁でできた消費者金融です。
銀行がバックについていることで、利息制限法の範囲内で良心的な貸付を行っているのが特徴です。
銀行のカードローンの借入の審査には通らない可能性が高い人でも、銀行系消費者金融なら通る可能性が高いと言われています。
直営店舗は持たず、インターネットや自動契約機などで契約をする方法で、借入ができます。

信販系消費者金融

クレジットカードの取り扱いをしている業者で、信販会社が行う消費者金融業や、蚊0ドローン、キャッシングなどを信販系消費者金融と呼んでいます。
信販系消費者金融の融資の通りやすさは、専業消費者金融と銀行系消費者金融の間くらいと言われています。
金利に関しては消費者金融と同じくらいと言われていましたが、現在では低金利のものや、ポイント還元など、クレジットカード会社独自のサービスを充実させているのがメリットです。

キャッシングをする際の消費者金融の選び方

キャッシングをする際の消費者金融の選び方のポイントとしては、次の点が挙げられます。

金利の低さ

返済のことを考えるなら、低金利の消費者金融を選ぶことが大事です。
ただし最初の申し込みであったり、少額の申し込みであったりする場合、金利は高くなります。
上限金利になることも多いので、比べる際には下限金利ではなく、上限金利を確認するようにしましょう。

最近では無利息期間を設けている消費者金融もありますので、検討してみることをオススメします。

審査の通りやすさ

審査に通らなければキャッシングをすることができません。
専業、銀行系、信販系では専業の消費者金融が審査に通りやすいと言われています。
すぐにでも借入が必要な場合は、審査にどれくらいの時間がかかるのか?振込はしてくれるのか?といった点も比較しましょう。

安心感で選ぶ

銀行系の消費者記入はバックボーンが銀行ということで安心感があります。
継続して利用していることで、融資限度額が上がると場合もあるというメリットがあります。

利用のしやすさ

借入や返済がコンビニのATMでできるか?など、借入や返済の方法などを確認することも大切です。

自分に適した消費者金融を選ぶ

専業の消費者金融、銀行系、信販系といった種類はありますが、種類にこだわるよりも、申し込みの方法や審査の早さ、使いやすさ、金利などを含め、自分に合った消費者金融を選ぶといいでしょう。

信販系の会社の場合

信販会社系のカードローンといっても金融系に詳しくない方は、一体どんな金融商品があるのか想像できないかもしれません。
信販会社とはいわゆるクレジットカードなどを扱っている会社のことです。信販系のカードローンとはキャッシング機能が付いているクレジットカード、と捉えて良いでしょう。
クレジットカードも消費者金融のカードローン同様、20歳以上69歳以下の安定した収入がある方であればほとんどの方が利用することができます。
金利もほとんど消費者金融と同じようなパーセンテージが設定されており、総量規制の対象外となります。

銀行系の場合

銀行系のカードローンの場合は、消費者金融や信販系のカードローンと大きく違う部分があります。
銀行系カードローンは総量規制の対象外、ということ。
つまり、債務者の年収の3分の1以上のお金を借り入れすることが可能となります。
また、消費者金融や信販系のカードローンに比べると金利が低めに設定されているためお得な借り入れを行うことができます。
その分審査基準が厳しく設けられている為、消費者金融・信販系のカードローンに比べると利用できる人は少なくなります。
さらに、審査が厳しいという事はそれだけ審査に時間がかかる、ということです。
即日融資を望むのであれば、スピード審査を行ってくれる消費者金融が非常にオススメ。
審査に時間がかかってもいいから、低金利でお得な借り入れを行いたい…と思っている人は銀行系カードローンがお勧めです。

ネットバンクなど

実在する店舗を持たず、取引のほぼ全てをインターネット上で行う新しい営業スタイルの銀行ネットバンクと呼びます。ジャパンネット銀行や楽天銀行、じぶん銀行、イオン銀行などがネットバンクの著名なところ。
ネットバンクは銀行系のカードローンに属しますので、総量規制の対象外となります。
それに、取引の全てをインターネット上で行うため、一般的な銀行系のカードローンより審査スピードが若干早い傾向にあります。
もちろん申し込みをする債務者の状況によりますが、低金利で早めの借り入れが行える…というメリットがあります。
インターネット操作に抵抗がない方はネットバンクのカードローンを利用することをお勧めします。
消費者金融と銀行系のちょうど中間地点に存在するのがネットバンクのカードローン…そんなイメージで良いでしょう。

お金を借りるなら消費者金融と銀行はどちらがお得?

カードローンやキャッシングを利用してお金を借りる際、必ずつきまとうのは「利息」の問題です。お金を借りるときには利息が必ず発生します。
利息のないカードローンと言うものは基本的に存在しません。なぜならお金を借りるレンタル料金として「利息」が存在するからです。
コミックやDVDをビデオ屋さんで借りてくる際に必ず貸し出し料金が必要となります。
利息も全く同じこと。お金を借りる、という行為にも貸し出し料金として利息が存在するわけです。
お金を借りるコツはいかに利息がかからないように利用するか、と言うこと。
色々と調べるのが面倒臭いから適当に有名どころの消費者金融からお金を借りる。
これが1番良くありません。
多かれ少なかれ、借り入れした金額の元本に上乗せした金額を含めて返済しなければいけないわけですから、トータル金額を意識して借り入れを行わなければいけません。
世の中には大きく分けて消費者金融のようなノンバンク系の借り入れ先と、銀行系の借り入れ先の2パターンが存在します。
消費者金融と銀行、それぞれどちらかがお得な借り入れを行えるのでしょうか。

銀行系のカードローンのメリット

一般的に考えると、金利にすべての着目点を置いてお金を借りるのであれば、消費者金融よりも銀行系のカードローンの方がお得です。
もちろんそれは消費者金融のカードローンに比べて金利が低めに設定されているからです。
借入先によっては5%近く差が出る場合もあります。
金利が5%も違うと言う事は、相当な落差があります。5%の金利差で100万円借り入れしたとしたら1年間で5万円の差がつきます。
これはどう考えても銀行系のカードローンの方がお得です。
金利が低い…これが銀行系カードローンの最大のメリットと言えるでしょう。
デメリットとしては、審査が厳しく行われるところ。金融系の事故を起こしているような形はまず審査で落とされてしまいますし、家賃や公共料金等を滞納していても審査に落とされる場合があります。
また、厳しい審査を行うという事は審査に時間がかかると言うこと。
急いでいる方には不向きなカードローンです。

消費者金融のカードローンのお得なところ

銀行系と比べると、消費者金融が設定している金利はかなり高めです。4%~17.8%の間の近金利を設定している業者が多くあります。
そんな中で、消費者金融がお得だ!とは声を大にしては言い切れません。
しかし、消費者金融でもアコムやプロミス、ノーローンが扱っているカードローンは「無利息サービス」を実施しています。
もちろん無期限ではありませんが、決められた条件下で借り入れを行えば金利ゼロでお金を借りることができるのです。無利息でお金を借りる…夢のような話ですよね。
銀行系のカードローンがお得といっても、借り入れしたお金には必ず利息がかかります。
しかし限られた数少ない消費者金融で条件をクリアしていれば無利息でお金を借りることができるのです。
これを利用しない手はありません…!

長期で比較してみると?

消費者金融と銀行のカードローンを長期で利用した場合、比較してみるとやはり銀行系のカードローンの方がお得感はあります。
理由は金利の低さです。絶対的に金利が低い…と言うのはトータルした返済額に影響します。
0.1%でも金利が低く設定されている方が、お得にお金を借りることができるのです。
いくら消費者金融が無金利サービスを行っていたとしても、返済しなければいけない期間は限られています。
長期で借り入れした場合はその分利息をしっかりとられてしまいます。

消費者金融のお得な活用方

こうして見ていると、消費者金融の印象が悪くなりがちです。
しかし、実は消費者金融のメリットは多く存在します。
まずはスピード審査を行ってくれるところ。早い借入先でしたら申し込みをして1時間程度で借り入れを行うことも可能です。
また銀行系カードローンに比べて審査が柔軟です。ですから、誰でも気軽に申し込みをしてお金を借りることができるのです。
それに、大手の消費者金融になると格場所に自動契約コーナーや専用ATMが設置されています。今や全国何万と言う店舗が存在するので、お金に困っても簡単に最寄りのATMを探し出すことができます。
それに、インターネットからの申し込みも簡単に行えます。
インターネットの申し込みは24時間受付可能なので、こちらも非常に便利。
場所や時間を選ばずに、こちらの都合で申し込みができます。
瞬間的なお金のピンチに強いのは絶対的に消費者金融です。時間に迫られている時にこそ約に立つ…そんな困ったときの見方と言えます。

ケースバイケースで使い分ける

これらをまとめると、銀行系カードローンの方がお得なのは否めません。
また、銀行系カードローンは総量規制の対象外となるので年収の3分の1以上のお金を借り入れすることが可能となります。
トータルすると、やはり銀行の方がお特という判断になります。
しかし、突発的なお金の対応には不向きです。
借り入れまでのスピードを求めるのであれば消費者金融のほうが圧倒的に有利です。
タイムイズマネーと言う言葉がありますが、まさにその通り。1分1秒を争う用事でしたら審査スピードの差でかなりお得感が変わります。
「お得」をどう捉えるか、が問題です。
このように、ケースバイケースで状況に合わせた使い分けが理想的となります。

銀行カードローンと消費者金融の不思議な関係について

銀行員

カードを使って気軽に融資を受けられる「カードローン」のサービス。銀行や消費者金融や信販会社やクレジット会社など、さまざまな業者が個性的なサービスを提供しています。今回は、その中でももっとも多くの人に使われている「銀行カードローン」と「消費者金融カードローン」に焦点を当てて、両者の不思議な関係について解説していきます。現在カードローンを使っている方も、これから使い始める方も、どこかで役立つ豆知識をご覧ください。

銀行カードローンの審査はなぜ消費者金融より厳しい?!の謎

銀行カードローンと言えば、低金利で高額の借入ができることでお馴染みのカードローンです。メガバンクと呼ばれる大手の銀行から地方銀行まで、幅広い銀行がカードローンの商品を取り扱っています。ところで、「銀行カードローンの審査は消費者金融よりも厳しい」という説は、すでにカードローンを使っている人の間ではもはや常識ですよね。ところが、銀行カードローンの審査がどうして厳しいのかについて、知っている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

実は、銀行カードローンの審査が厳しいのは、「銀行」と「保証会社」という2つの機関の審査に通らなければ合格できないからです。消費者金融の審査では、当然ながらお金を借りる業者1社の審査に合格すれば、融資を受けられます。それに対して、銀行カードローンの審査では、銀行独自の審査と保証会社の審査に通らなければならないという点で、消費者金融よりも厳しいと言われているのです。

銀行のバックには消費者金融がいた?!保証会社の謎

ところで、銀行カードローンの審査で登場する「保証会社」とは一体どんな会社なのでしょうか? 意外に感じる方もいらっしゃるでしょうが、実はこの「保証会社」とは、消費者金融業者がその役割を務めています。たとえば、三菱東京UFJ銀行カードローン・ソニー銀行カードローン・じぶん銀行カードローンの保証会社は、大手消費者金融のアコムが担当しています。三井住友銀行カードローンの保証会社は、大手消費者金融のプロミスが担当しています。

このように、銀行カードローンのバックには、消費者金融がいることになるわけです。まるでカードローンを利用するお客さんを取り合う競合他社のように見えて、実は一部が協力関係にある銀行カードローンと消費者金融の関係……ちょっと不思議ですよね。

知っていますか?保証会社の役割

銀行カードローンの保証会社の役割は、「審査」を行うとともに、返済ができなくなった人の「代位弁済」を行うことです。それぞれの詳しい内容については以下で述べていきますが、つまり銀行カードローンの低金利で限度額の高いサービスは、消費者金融の協力あってこそ成立するものだということです。お金を商品として取り扱っている銀行ですが、カードローンの商品については、やはり消費者金融の専門的なノウハウが欠かせません。銀行カードローンと消費者金融は互いに協力し合いながら、私たちが日ごろ利用しているサービスを作り上げているのです。

保証会社が審査するのはなぜ?

銀行カードローンの審査では、どうして保証会社が協力して審査しなければならないのでしょうか。その理由は極めて単純で、銀行単体では信用情報機関の情報を見られないからです。信用情報機関というのは、消費者金融が審査の際に必ずチェックする、申込者のこれまでの借入に関する個人的な情報を集めた機関のことです。こちらを確認することで、消費者金融は申込者に本当に返済能力があるのかどうかを判断します。ところが、銀行は貸金業者ではありませんので、信用情報機関の情報を見られません。これでは審査の際に情報が足りないということで、信用情報を見られる消費者金融と協力して、情報を提供してもらうのです。その代り、銀行は消費者金融に「保証料」を支払うことになっています。

代位弁済ってどういうこと?

カードローンを利用する人の中には、やむを得ない事情でどうしてもお金を返せなくなってしまう人が、一定数います。そんな時に、返済できない人の代わりに銀行へお金をたて替えてくれるのが、保証会社の役割です。したがって、もしも銀行カードローンで借入をしていて返済できなくなった場合は、最終的には保証会社に対して返済をしていくかたちになります。ちなみに、保証会社が代わりに銀行へお金をたて替えてくれるとは言っても、借入した金額が減ることは一切ありません。

銀行と消費者金融はたしかに不思議な関係だった!

銀行カードローンと消費者金融は、たしかに不思議な関係にありました。審査や代位弁済などお互いに手を組むメリットがあるからこそ、このように協力し合っているのですね。私たちが気軽にカードローンを利用できるのは、こういった不思議な関係があってこそ、というわけです。どこかで使えるかもしれないカードローンの豆知識を、ぜひ参考にしてみてください。