財テクでよく聞く「投資信託」とは?

投資信託の商品を紹介する女性社員

投資信託とは投資家から集めた膨大なお金(資金)を運用の専門家が株式や債券、不動産等に投資して運用する金融商品の事です。
運用成果が出ると、投資した金額に応じて運用されたお金が分配されます。

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■投資信託とは

投資信託とは、株とは違い投資信託とはまさに信じて託す、そんな金融商品となっています。

また、投資信託の成果は景気によって大きく異なります。運用がうまくいけば良いのですが、ときには元本割れすることもありますので、バランスの良い金融商品の購入が求められます。

■運用は誰がやるの?

投資信託の内容は資金を運用する専門の会社がおこないます。金融商品を販売する窓口(証券、信託銀行)を販売会社、運用を行う会社を運用会社と呼びます。
肝心なのは運用を行う会社の腕前です。運用が上手な会社でしたら分配金も期待できますが、運用会社の腕がいまいちでしたら元本割れを引き起こす可能性もあり得ます。
また金融商品は販売会社から購入することもできますし、運用会社から直接購入することも可能です。

■利回りは?

銀行にお金を預けると、金利により利息がかかり預けているお金が少しずつ増えていきます。
これと同じように投資信託の金融商品を購入したお金を預けると、運用によって少しずつお金が増えていきます。(減る場合もあり)
銀行で言うところの「金利」に相当するのが利回りです。利回りは通常数字(%)で表されます。
通常年率で表されますが、市場の環境等により利回りは変動し、場合によってはマイナスになる可能性もあります。

■税金に気をつける!

基本的に投資信託で言うと分配金には税金が引かれます。
基本的に投資信託の税率は一律20%です。これはなかなかの税率と言えます。
投資信託で得た運用益や配当金には一律20%の税金がかかります。
100万円儲かっても税金で20%引かれてしまう計算となります。
これは逃れる術はありません。
しかし、2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)を利用すればこの税金を上手く交わすことができます。

■NISAを賢く利用する

NISAは120万円以内の少額投資の範囲で得たお金には、税金がかからないという制度です。
ちなみに2015年までは2その枠は100万円以内でしたが2016年からは120万円に増枠されました。
ですから、120万円以内で投資信託を行う場合は一切税金がかからないというメリットがあります。
株や投資信託で得た分配金や配当金には必ず税金が引かれます。
せっかく多額のお金をかけても税金で相当引かれてしまっては、今1つ面白みに欠けます。
そこで少額投資の場合のみ、非課税にしようではないかと打ち出したのがこの少額投資非課税制度(NISA)です。
この制度をうまく利用すれば、税金引かれることなくお得な運用が行えます。
また今年2016年の4月から未成年でも加入できるジュニアNISAが始まりました。
こちらは0歳から19歳まで、年間80万円までの投資額があります。
将来の子供のために少額投資を始めるのであれば、安定性のある金融商品をジュニアNISAの枠内で購入して運用することをお勧めします。

■お勧め金融商品

現在お勧めの金融商品は、不動産投資信託(REIT)や海外からの観光客が日本に落とすお金にかけるインバウンド投資、国債メインのもの、などがあります。
もちろんどの金融商品も、市場の状況により利回りが変動します。最悪の場合元本割れする恐れも充分あり得ますので、慎重に金融商品を選ぶ必要があります。
また1つの金融商品をまとめ買いするのではなく、様々なタイプの金融商品を買い揃えるとバランスを保てるのでリスクを逃れることができます。
このように投資信託は信じて託す、少しリスクの高い運用方法です。財テクを考えている方はぜひお試しください。

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