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■偽札は今でも存在するのか?
たまに世の中に出回っては世間を賑わす「偽札」の存在。この偽札は今現在でもたまにニュースで取り上げられます。
もちろん偽札を作る事は犯罪ですが、利用してしまった方も犯罪に巻き込まれる可能性があります。
最近の偽札を作成する技術もかなりレベルアップしてきたので、しっかり確認しないと偽札か本物かどちらか見分けがつかないそうです。
それでも手にしたときの触感や印刷具合などで違和感を覚えて偽札と気づく事が多いようです。
■偽札が出回っていないのは日本だけ?
実は偽札が出回っていないのは日本くらいのものです。他の国のお札は作りが雑で、すぐに偽札を作れてしまう位のレベルの低さ。
また、中国なども頻繁に偽札が出回っており、スーパーのレジなどに行くと透しを確認するためのライトが置いてある位です。
日本の印刷技術は世界でもトップクラスと言われています。その技術の粋を凝縮されたものが紙幣です。
その中でも紙幣の印刷技術は特に凄まじいものがあります。細かい模様や小さな数字、それに透かし。
他のどの国のお金と比較してみても、断然日本のお札の方が印刷技術は優れている、とすぐ判断することができます。
このため、日本で偽札を作ろうとしても、それはそれで相当な技術を要します。ぱっと見で分からない程度のものを作り上げることが出来ただけでも、かなりの評価に値します。
■偽札の見分け方
偽札の見分け方は、透しの確認…と昔から言われています。細かい部分の印刷技術は、やろうと思えばできる事のようですが、透し彫りの技術はなかなか真似することができないようです。
うまくいっても、本物のお札とは若干ニュアンスが違うものになってしまいます。
透し彫りまで完璧に真似ることができれば、日本でも偽札が蔓延するに違いありません。
しかし未だに透し彫りの記述を完璧に再現した偽札は出回っていないようです。
また偽札の場合は見ただけで色合いが少し違うので、すぐに違和感を覚えるといいます。
また一万円札、五円札にはホログラムがついています。このホログラムをコピーするのは至難の業と言われています。
本物と見比べてホログラムにピンとこない場合は、偽札の可能性があります。
またブラックライトをお札の印象に当てると強く変化します。
コンビニやスーパーで働いている方はレジの近くにブラックライトを1つ用意しておくと良いかもしれません。
■偽札を見つけたら
偽札を発見したら、まずは警察に届け出ましょう。警察に届けたら、その偽札は証拠品として没収されます。
しかし、届け出た偽札の金額と同じだけの金額を謝礼として受け渡してくれます。
この制度ができる昭和52年までは、持ち込んだ偽札はただ単に没収されるだけで、届け出た人が損をするような図式になっていました。
それはあんまりだ…と言うことで届け出た人にはその偽札と同じ金額を謝礼として渡すこととなったのです。
■偽札を販売したら
偽札ということに気づかず使用してしまった場合、後で偽札が発覚したら警察から事情聴取されることとなります。
しかし故意に偽札を利用したわけではないので、罪には問われません。急いでいる時に受け渡された1,000円札などはしっかり確認しない時もあり、もしかすると知らない間に偽札を握らされて利用していたことがある方もいるかもしれません。
■偽札の作り方は非常に難しい
完璧な偽札を作り上げる事は非常に困難です。なぜなら紙幣は日本の誇る印刷技術の結晶だからです。
数十億円の機械設備を投資しても難しいと言われています。
それに偽札を作る事は重罪です。
お札をコピー印刷するだけでも違法となるのに、偽札を作る側にも会ってしまったら、もっと重い罪に問われます。
悪いことを考えずに、真面目に働いてまっとうなお金を手にしましょう。