カードローンと一言で言っても、貸し出し業者によってサービス内容がかなり異なります。
基本的に「お金を借りる」という行為には変わりありませんが、貸し出す業者によって借入限度額や総量規制の問題、審査スピード、金利、審査内容などなど内容がかなり違ってきます。
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業種によってかなり異なるカードローン
お金がない…という時にカードローンは非常に役に立ちますが、借り入れする方のロケーションにフィットした貸し出し業者を選定しなければ、お得な借り入れは実現できません。
どうせお金を借り入れするのであれば、お得なサービスを受けた方が嬉しいですよね。
現代の世の中には数え切れない程の貸し出し業者が存在します。それぞれ一つ一つを紹介するわけにはいきませんが、大きくジャンル分けして紹介していきましょう。
消費者金融の場合
消費者金融のカードローンはテレビコマーシャルや待ち中の看板広告、インターネットのバナーなどでもお馴染みです。
特にアコムやプロミス、モビットといった大手消費者金融の特徴はまずカードローンの審査スピードが速いということです。
申し込みをしたら、早ければ1時間程度で借り入れが可能となります。もちろんカードローン審査が可決になった場合のみですが…。
借り入れできる対象者は20歳以上69歳以下の安定した収入がある方。
普通の暮らしをしていれば、まず間違い無く誰でも借り入れできる比較的庶民の手の届きやすいカードローンと言えます。
しかし、消費者金融のカードローンは総量規制の対象外となりますので、債務者の年収の3分の1以上のお金を借り入れすることができません。
金利はおよそ4%~17.8%と高めに設定されているのが特徴です。
信販系の会社の場合
信販会社系のカードローンといっても金融系に詳しくない方は、一体どんな金融商品があるのか想像できないかもしれません。
信販会社とはいわゆるクレジットカードなどを扱っている会社のことです。信販系のカードローンとはキャッシング機能が付いているクレジットカード、と捉えて良いでしょう。
クレジットカードも消費者金融のカードローン同様、20歳以上69歳以下の安定した収入がある方であればほとんどの方が利用することができます。
金利もほとんど消費者金融と同じようなパーセンテージが設定されており、総量規制の対象外となります。
銀行系の場合
銀行系のカードローンの場合は、消費者金融や信販系のカードローンと大きく違う部分があります。
銀行系カードローンは総量規制の対象外、ということ。
つまり、債務者の年収の3分の1以上のお金を借り入れすることが可能となります。
また、消費者金融や信販系のカードローンに比べると金利が低めに設定されているためお得な借り入れを行うことができます。
その分審査基準が厳しく設けられている為、消費者金融・信販系のカードローンに比べると利用できる人は少なくなります。
さらに、審査が厳しいという事はそれだけ審査に時間がかかる、ということです。
即日融資を望むのであれば、スピード審査を行ってくれる消費者金融が非常にオススメ。
審査に時間がかかってもいいから、低金利でお得な借り入れを行いたい…と思っている人は銀行系カードローンがお勧めです。
ネットバンクなど
実在する店舗を持たず、取引のほぼ全てをインターネット上で行う新しい営業スタイルの銀行ネットバンクと呼びます。ジャパンネット銀行や楽天銀行、じぶん銀行、イオン銀行などがネットバンクの著名なところ。
ネットバンクは銀行系のカードローンに属しますので、総量規制の対象外となります。
それに、取引の全てをインターネット上で行うため、一般的な銀行系のカードローンより審査スピードが若干早い傾向にあります。
もちろん申し込みをする債務者の状況によりますが、低金利で早めの借り入れが行える…というメリットがあります。
インターネット操作に抵抗がない方はネットバンクのカードローンを利用することをお勧めします。
消費者金融と銀行系のちょうど中間地点に存在するのがネットバンクのカードローン…そんなイメージで良いでしょう。
金利や使い勝手の比較
これらの借入先を比較してみると、スピーディーな借り入れを行いたい時はやはり消費者金融が適していると言えます。
ショッピング枠と並行してお金の借入も1枚のカードで済ませることが出来るのが信販系のカードローン。
審査が厳しく時間がかかるが、その分低金利でお得な借り入れを行うことができるのが銀行系のカードローン。
そしてある程度スピーディーに、かつ低金利で借入出来るのがネットバンクのカードローンといった捉え方ができます。
お金を借り入れする際、申し込む人の状況によって、どの借り入れ先に申し込むべきか大きく変わってきます。
時間に追われる、切羽詰まった状況であれば消費者金融のスピード審査が有効ですし、ゆとりがあるときは低金利で借り入れ出来る銀行系カードローンを選ぶべきです。
自分が今、どんな状況であるか再確認し、その状況に最もフィットしたカードローンを選ぶことが大切です。