大手消費者金融のカードローンの審査通過率は50%を切っており、申し込んだからといって必ず利用できるわけではありません。
また、事前に審査の対策をしていなければ、思わぬ理由で審査に落ちることにもなりかねません。そこで、今回はカードローンの審査に落ちる理由をご紹介します。
目次
カードローンの審査に落ちる理由
カードローンの審査に落ちる理由としては以下のようなものが考えられます。
- 借り過ぎている。
- 申し込み過ぎている。
- 大きすぎる利用限度額を申請している。
- 支払い延長や滞納がある。
- スーパーホワイトである。
- 勤続年数が短すぎる。
- 申込書に記入ミスがある、または書類不備がある。
審査に落ちてもリベンジは可能
以上のようにカードローンに審査に落ちる理由にはさまざまなものがあります。
しかし、どれかにあてはまったからといってカードローンを永久に利用できないというわけではありません。
それぞれの審査に落ちる理由に対してしかるべき対策をとれば、いずれ審査に通ることもあります。
カードローンの審査にリベンジする方法
審査に一度でも落ちるようなことがあれば「この先もカードローンを利用できないのかな?」と、落ち込んで当然です。
しかし、じつは落ちるようなことがあってもそれで終わりではありません。
借り過ぎの場合
年収の3分の1または4社以上からの借入がすでにあると「借り過ぎ」と見なされて、カードローンの審査に落ちることがあります。
この場合には、現在の借入分を少しでもたくさん返済してローン残高を少なくするように努力しましょう。
また、いくつかのカードローンを解約して借入先を減らすのもひとつの方法です。
申し込み過ぎの場合】
1カ月以内に3社より多くの申し込みをすると「申し込み過ぎ」と判断され、カードローンの審査に落ちることがあります。
申し込みは必ず1カ月に3社までにとどめるようにしましょう。
また、一度落ちたカードローンを再度申し込む場合にも、最低でも半年は明けるようにしなければ、違う結果が出ることがまず望めません。
利用限度額の設定が大きすぎる場合
支払い能力を超えた利用限度額を申請しても、結局はカードローンの審査に落ちることになってしまいます。
最初から大きな利用限度額をねらわずに、なるべく少額で申請してみるようにしましょう。
支払いの遅延・延滞があった場合
支払いの遅延・延滞があった顧客リストに登録されてしまうと、カードローンの審査に落ちるのは当然です。
とくに直近3カ月に遅延・延滞があると、審査を通過することはまず不可能です。
遅延・延滞をしない支払い実績を新たに積み重ねて信頼を回復するしかありません。
スーパーホワイトの場合
これまで一度もカードローンを利用したこともなければクレジットカードを所有したこともない人のことをスーパーホワイトといいます。
一見、問題がないように思えますが、利用履歴が皆無ゆえにカードローンの審査に落ちることもあります。
まずは審査の通りやすいクレジットカードを作り、信頼できる支払い実績を作っていくしかありません。
勤続年数が短すぎる場合
勤続年数が半年未満だと、カードローンの審査に落ちることの方が多いようです。
場合によっては勤続一年でもまだ足りません。
少なくとも一年以上勤務してから申し込みをしてみるようにしましょう。
記入ミスや書類不備があった場合
カードローンの申込書は記入欄も結構多く複雑です。
申込書に記入ミスがあったり、添付書類に不足があったりして落ちる人も少なくありません。
最近ではインターネットで申し込めるカードローンも増えているので、パソコンの入力ミスも目立っています。
手書きでもパソコンでも落ち着いて書類を作成するようにしましょう。
審査のないカードはあるのか?
このように細心の注意を払わなければいけないカードローンに面倒くささを感じてしまう人もいるかもしれません。
「審査のないカードがあればいいのに」と、思うこともあるでしょう。
審査ナシは危険!
しかし、銀行、大手消費者金融などの信頼性の高い金融機関で審査がないということはありえません。
「審査不要」をうたっているヤミ金にうっかり手を出さないようにくれぐれも注意したいところです。
落ちる原因は必ずある
もし、カードローンの審査に落ちることがあったとしても、すぐに他社のカードローンを申請することはおすすめできません。
落ちる原因は必ずあり、それを見つめなおすことの方が大事だからです。
原因を究明しないまま手当たり次第に申し込んでいても良い結果は得られません。
戦略的に申請しよう
原因をよく考えた上で、しばらく時間を置いて同じカードローンに申し込むのもひとつの方法です。
また、原因究明の過程で、利用者の口コミなどを参考にしながら他社を含めたカードローンの審査の特徴を分析することも大事です。
その結果、自分が落ちる可能性の低そうなカードローンが見つかることもあります。
まず、自分が審査に通りやすいカードローンを見つけることも重要なのです。