カードローンには大きく分けて銀行系と消費者金融系があります。
消費者金融系は比較的審査が通りやすい傾向がありますが、それでも利用できない人もいます。
審査を受けてみないとわからないと結果はわからないという側面もありますが、以下の条件にあてはまる人は、消費者金融系はもちろんのこと銀行系はなおのこと難しいといえます。
目次
カードローンの審査を通過できない条件
カードローンの審査で落ちる条件としては次のようなものが代表的です。
・無職である。
・生活保護を受けている。
・年収が80万円以下である。
・多重債務をかかえている。
・信用情報に問題がある。
カードローンの審査を通過するための条件
カードローンの審査に通るためには、以上のような条件に当てはまらないことが必須です。
逆にいえば「安定した収入が継続的にある」ことが絶対条件でもあるのです。
まずは安定した一定以上の収入を得ることが必須条件といえるでしょう。
微妙な位置にある専業主婦という条件
ただし、無職でも主婦の場合は夫に安定した継続収入があることを条件に、カードローンを利用できるケースもあります。
ただし、主婦という条件に関しては大手消費者金融ではNGでも、銀行系はOKと、審査の厳しさが逆転しているのが特徴です。
カードローン審査に通過するには
カードローンを利用できない条件はいくつかあります。
しかし、それぞれの条件で対策を講じることによって、いずれ利用できる可能性もないわけではありません。
多重債務という条件をクリアするには
カードローンは申請書に他社からの借入を件数と金額を記入する欄があります。
少なめに書いたとしても信用機関の調査により虚偽が発覚し、さらに信頼を落とすことにもなりかねません。
それよりは、もし可能ならば「おまとめローン」を利用することをおすすめします。
銀行系のカードローンでは、借金の一本化を条件とするならば審査が通ることもあるので、相談してみる価値はあるでしょう。
信用情報のキズをクリアするには
CICやJICCなどの個人信用情報機関に債務整理、長期延滞、代位弁済などのいわゆる事故情報があるというのも、カードローンの審査に落ちてしまう大きな条件のひとつです。
自己破産、個人再生などの重大な情報ともなれば5年または10年は保存されるため、この期間はカードローンを利用することはできません。
しかし、そういった深刻な情報でさえいつか記録から消える日が来ます。
記録が抹消されるのを待って再度カードローンを申請してみると、通ってしまうこともあります。
そうとはいっても大変な時間がかかるので、まずは信用情報にキズをつけないことが第一です。
どれぐらいの年収・勤続年数が必要条件なのか
収入が少ない、勤続年数が足りない、正規雇用ではないなどの条件を省みて、自分はカードローンを利用できないのではないかと考えている人も多いでしょう。
しかし、信用情報にキズがなければそういった条件はさほど影響しないというのはあまり知られていません。
カードローンを利用するための最低条件
信用情報にキズがない場合、最低でも以下のような条件を満たしていればカードローンを利用できる可能性があります。
・年収が200万円以上ある。
・勤続年数が1年以上ある。
・アルバイト、パート、派遣でもかまわないので勤務先がある。
やはり条件が厳しい銀行系カードローン
以上のような条件を満たしていれば、何かしらのカードローンを利用することもできるかもしれません。
しかし、すべてのカードローンに関して十分な条件というわけではないので注意しましょう。
やはり、一般的に銀行系カードローンは条件が厳しく、年収200万円以上の正社員でなければまず利用できません。
一方、消費者金融系カードローンならば、たとえば年収が200万円に満たないアルバイト学生でも審査が通ることもあります。
消費者金融系は「とにかく働いていて定収入がある」という条件さえクリアしていれば、年収・形態までは問わない傾向もあるのです。
一口にカードローンといっても銀行系もあれば消費者金融系もあり、利用条件ひとつとってもじつにさまざまです。
しかし、最近では銀行系・消費者金融系ともにWEBで申し込みが完結するものもありますし、従来は審査に時間がかかった銀行系でも即日利用が可能なカードローンもあるなど、より身近なものとなりつつあります。
そうとはいっても、金利が低いものばかりではなく、なかにはかなり高金利のものもあります。
各商品を賢く見分けて、少しでもお得なカードローンを利用するようにしたいところです。