多重債務について

借金で悩む女性

現在ではキャッシングやカードローンでお金を借りるのは、そう難しいことではありません。
小口の借入であれば、無担保・無保証人で借入をすることができます。
安定した収入があれば、パートでもアルバイトでも借入ができる業者もあります。
気軽に借りられる状況の中、問題となっているのが多重債務です。
多重債務になるとどうなるのか?多重債務者になった場合どのような解決策があるのか?などについて説明しましょう。

多重債務とは?

多重債務とは、消費者金融やクレジットカード会社など、複数の貸金業者から借入をして、返済が困難になっている状況です。
株式会社日本信用情報機構によると、貸金業者2社以上から借入をしている多重債務者は2015年7月時点で399万人になるとされています。

多重債務になってしまうのはなぜ?

多重債務になってしまう理由は人それぞれです。
中でも多いのは、出資法において上限金利が29.2%であった頃、高金利で借入をした利用者が金利を支払えずに、さらに別の消費者金融業者から借入をしてそのお金で返済をして、さらにその消費者金融の返済も滞り、また別の消費者金融業者から借入をするということを繰り返していくうちに多重債務になっていくというケースです。

また、消費者金融やクレジット会社のキャッシングやカードローンは、保証人も担保も必要ないため、気軽に借入できるという点も、多重債務につながるものです。
借りる際もコンビニのATMなどで簡単に借りることができ、いつでもどこでも簡単に借りられる状況にあることも、借入を増やすことになります。

気軽に借りられるということは、借金をしているという意識も低くなります。
返済には利息がつきますから、借入額が増えるほど、返済期間も長くなり、その分利息も増えて総支払い額が大きくなっていくのです。
そういった返済についても考えず、借りられるだけ借りてしまい返済に困ったら、さらに他の消費者金融業者に申し込みをして借入を増やす、という状況が多重債務になっていくのです。

多重債務を解消するには?

多重債務を解消するには、いくつかの方法があります。

自分で計画的に返済をしていく

自分で返済計画を立て、確実に返済をしていく方法です。
多重債務になった経緯を振り返り、反省をして借り過ぎをせず、計画的に返済をしていくことが重要です。
その際に、消費者金融に相談をしてみるのも一つの方法でしょう。

専門家に相談し改善策を取る

多重債務を解消する方法の一つに、債務整理があります。
個人の場合は、任意整理、民事再生、自己破産という方法がありますので、どれが自分に合った方法か、どの方法を希望するかなど、弁護士などの専門家に相談するといいでしょう。

多重債務にならないために

多重債務になってしまうと、毎日のように返済に悩まなければなりません。
業者からの督促の通知や電話におびえ、ストレスを溜める日々が続きます。

多重債務になってしまってからでは、なかなかそこから抜け出すことができません。
借金を借金で払うという悪循環をしていると、アッという間に多重債務になります。
そうならないためには、借り過ぎをしないことです。
便利に借りられるからといって、必要以上の借り入れをすれば、利息も増え、返済額も増えていきます。
できるだけ借入をしないことが大切です。
また、借入はできるだけ早く返済することが、利息を増やさず、返済額も増やさずにスムーズに返済するためには重要なことです。