債務整理について

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債務整理の宣伝をするテレビ

多重債務など複数の業者から借金をし、返済できないまま借金が膨らんでいき、どうしようもなくなる、という状況にある人は少なくありません。
そういった状況になるのは自分に責任があるのですが、それを救済する措置もあります。
その一つが債務整理です。
債務整理について詳しく説明しましょう。

債務整理とは?

債務整理とは借金の額を減らし、返済負担を軽くする手続きのことです。
借金で悩み、夜逃げや自殺などをする人もいます。
しかし、法律に相談することでそういったつらい状況を改善することが可能です。
債務整理はその救済措置の一つです。

債務整理の種類とメリット・デメリット

債務整理には種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。

過払い金返還請求

グレーソーン金利で借金をしていた人に、払い過ぎた分を払い戻す手続きです。
裁判所を通さずに司法書士や弁護士が、消費者金融などの賃金業者と交渉し、払い過ぎた金額を戻してもらうことができます。

過払い金返還請求をすると、その消費者金融からはお金を借りることができない可能性があります。

完済されたものに対する請求は信用情報機関には登録されません。

任意整理

司法書士や弁護士が債権者と返済の方法や返済額について、支払いが可能になる条件で、合意をもらう手続きです。
債務整理の中でも利用されるケースが多い手続きです。

任意整理をすることで、督促がすぐに止まります。
自己破産のように官報に掲載されることはなく、第三者に知られることもありません。
また職業制限や資格制限などもありません。

ただし、5年程度は信用情報機関に掲載されてしまいます。

自己破産

借金がすべて免除される手続きです。
ただし、滞納税金などの支払いは残ります。
手続きを始めた時点で、賃金業者などからの取り立てが止まります。

デメリットとしては、10年以内は信用情報機関にブラック情報として掲載され、新規の借り入れやクレジットカードが作れなくなります。
マイホームなどの財産は処分される可能性もあります。
また、3ヵ月から半年くらいは、一部の職業に就けない場合もあります。

個人再生

自己破産のようにすべての債務を免責にするのではなく、債務を大幅に免責してもらい、長期の分割にしてもらうといった、債務整理の一つです。
この債務整理をすることで、住宅ローンがあっても手放さずにすみます。
自己破産のような資格の制限や、自動車、20万円以上の財産を処分されずにすみます。

ただし、10年以内は信用情報機関にブラック情報として掲載されてしまいます。
また債務整理の中では手続きが複雑で、費用や手間がかかるのがデメリットです。

債務整理をするとブラックリストに載る?

債務整理をすると、信用情報機関にその情報が掲載され、新規の借入やクレジットカードの作成ができなくなります
そのため、債務整理はしないという人がいるようです。
しかし、債務整理が必要な段階では、債務整理をしなくても他の理由で、ブラック情報が掲載される可能性が高いです。

債務整理をして新たな人生を

債務整理は決して恥ずかしいことではなく、今後の生活設計を改めて考える機会となるものです。
いつまでも借金に悩まされていては、精神的にもよくありません。
返済がくるたびに思い悩むよりも、信頼できるところで、債務整理をしてもらう方が将来のためにもいいでしょう。
自分に適切な債務整理をして、借金返済に悩まない、楽しい毎日を送ることが大事です。